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事故後の障害認定

交通事故により生じた「高次脳機能障害」にはその度合いにより等級分けがされていますので説明します。

高次脳機能障害は、神経や精神に支障をきたす障害です。身体が麻痺することで運動機能が低下して歩行困難などが生じます。また、身体の半分だけがおもうように動かない場合など神経障害が起きていることと、精神的な症状を確認しながら、交通事故後遺障害の等級を決定する運びになります。

その中でも一番重いのが1級です。労働能力の喪失が100%で、神経系の機能や精神に障害が残ることで一人では行動することができずに、日常的に介護を要するものです。9級では、辛うじて労働することができますが、神経系統や精神に障害が残ることで、作業能率などが低下して、物事を一人では解決できないので就労についても制限されることもあります。

このように高次脳機能障害では、記憶などをはじめとした生活するのに欠かせない能力が劣ることで社会復帰することは難しいと考えられています。高次脳機能障害では、事故からしばらく経ってから障害に気づくことがあります。損害賠償請求権は時効がありますので注意する必要があります。症状固定時から3年と定められています。その時期を過ぎてしまえば、賠償請求権は消滅しますので気をつけましょう。

高次脳機能障害とは

交通事故被害で負った後遺障害の中でも特に重症化しやすいのが「高次脳機能障害」です。脳がダメージを受けることで、記憶することが難しくなり、計画的に行動できなくなるなど、生きていくうえで最低限必要なことが出来なくなってしまいます。

高次脳機能障害では、どのような症状がみられるのか確認しましょう。「認知障害」「行動障害」「人格変化」の3つが代表的な症状です。

「認知障害」には、大きく分けて3つの障害から成り立っています。代表的なものが記憶と記銘力障害で、毎日の新しい出来事を記憶しておくことができずに、朝ごはんが何であったかも忘れてしまいます。次に注意・集中力障害で、何ごとに対しても気が散りやすく、物事に集中することができません。また、遂行機能障害は、自分で計画通りに行動することができず、誰かの指示通りでなければ何もできない状態を指します。「行動障害」であれば、すでに社会人であれば、仕事を辞めなければいけないかもしれません。社会のルールを守ることが難しくなり、集団行動や複数の出来事を処理することが難しくなります。「人格の変化」であれば、さまざまな人格の変貌がみられるようになります。衝動的になり暴言や暴力を起こしてしまうこともあれば、自発性なども失われ、気力の低下にも繋がります。

このように高次脳機能障害だと診断されてしまった場合には、その後の生活が大きく変化することになりますので、保障問題などは真剣に考えなければいけません。

交通事故の後遺障害

交通事故に遭遇した場合に、もしかしたら自分や家族が被害者になってしまうことがあります。毎日のようにテレビのニュース番組で、歩道に車が突っ込んできたニュースが放送されていると、歩道を歩くことも十分に気をつけなければいけません。車との事故は、突然やってきます。その瞬間はあっという間に起きてしまう出来事です。もしも、被害者になり大けがを負ってしまった場合にどうすればいいのでしょう。また、ケガの状態などによっては、一生寝たきりになることも考えられるケースです。

後遺症の重さによっては、社会復帰することが難しく、医療費など家計に大きく響いてくる問題にも発展します。とくに脳挫傷など、身体の中でも大切な部位に損傷を受けてしまった場合には、後遺障害を専門にしている弁護士に依頼することが望ましいと考えます。

脳挫傷などの、脳に損傷を受けてしまった場合には、往々にして日常生活に支障をきたしますし、仕事など社会復帰することがほぼ不可能であると言われています。

脳への損傷は、認知症・行動障害、人格までも変えてしまい、高次脳機能障害と一般的に呼ばれています。

これは、外傷を受けたことで脳内の形態に変化がみられることによる「びまん性軸索損傷」が原因だとも考えられています。びまん性脳損傷とも言われていますが、大脳の白質部と呼ばれる箇所にある神経が遮断することで、情報伝達が上手くできない状態を指しています。

一次性脳損傷と言われる、交通事故で受けた外傷が原因なのか、事故後に時間とともに脳内を圧迫することで生じる二次性脳損傷があります。