高次脳機能障害とは

交通事故被害で負った後遺障害の中でも特に重症化しやすいのが「高次脳機能障害」です。脳がダメージを受けることで、記憶することが難しくなり、計画的に行動できなくなるなど、生きていくうえで最低限必要なことが出来なくなってしまいます。

高次脳機能障害では、どのような症状がみられるのか確認しましょう。「認知障害」「行動障害」「人格変化」の3つが代表的な症状です。

「認知障害」には、大きく分けて3つの障害から成り立っています。代表的なものが記憶と記銘力障害で、毎日の新しい出来事を記憶しておくことができずに、朝ごはんが何であったかも忘れてしまいます。次に注意・集中力障害で、何ごとに対しても気が散りやすく、物事に集中することができません。また、遂行機能障害は、自分で計画通りに行動することができず、誰かの指示通りでなければ何もできない状態を指します。「行動障害」であれば、すでに社会人であれば、仕事を辞めなければいけないかもしれません。社会のルールを守ることが難しくなり、集団行動や複数の出来事を処理することが難しくなります。「人格の変化」であれば、さまざまな人格の変貌がみられるようになります。衝動的になり暴言や暴力を起こしてしまうこともあれば、自発性なども失われ、気力の低下にも繋がります。

このように高次脳機能障害だと診断されてしまった場合には、その後の生活が大きく変化することになりますので、保障問題などは真剣に考えなければいけません。


コメントは受け付けていません。