事故後の障害認定

交通事故により生じた「高次脳機能障害」にはその度合いにより等級分けがされていますので説明します。

高次脳機能障害は、神経や精神に支障をきたす障害です。身体が麻痺することで運動機能が低下して歩行困難などが生じます。また、身体の半分だけがおもうように動かない場合など神経障害が起きていることと、精神的な症状を確認しながら、交通事故後遺障害の等級を決定する運びになります。

その中でも一番重いのが1級です。労働能力の喪失が100%で、神経系の機能や精神に障害が残ることで一人では行動することができずに、日常的に介護を要するものです。9級では、辛うじて労働することができますが、神経系統や精神に障害が残ることで、作業能率などが低下して、物事を一人では解決できないので就労についても制限されることもあります。

このように高次脳機能障害では、記憶などをはじめとした生活するのに欠かせない能力が劣ることで社会復帰することは難しいと考えられています。高次脳機能障害では、事故からしばらく経ってから障害に気づくことがあります。損害賠償請求権は時効がありますので注意する必要があります。症状固定時から3年と定められています。その時期を過ぎてしまえば、賠償請求権は消滅しますので気をつけましょう。


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